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KICK OFF EVENT

ARCH-ABLE キックオフイベント開催

2018.11.20

PERMALINK

建築家の生みだしたデザインのデジタルデータをアーカイブし、CCライセンスの下に公開しようとするプロジェクトARCH-ABLEの開始に伴い、プロジェクトに参加する建築家が、日頃の活動を通して考えるその意義と可能性について議論します。

( 日 時 )
日時 : 2018年11月30日(金) 19:00~21:00
場所 : リトルトーキョー 3F WEB / MAP / Facebook
※ 入場無料

( 参 加 者 )
モデレーター :
水野 祐 / 弁護士・法律家

登 壇 者 : 
吉村靖孝 / 早稲田大学 吉村靖孝研究室
大野友資 / ドミノアーキテクツ
能作淳平 / ノウサクジュンペイアーキテクツ
塚越智之+ 宮下淳平 / 塚越宮下設計

( 内 容 )
(1) ARCH-ABLE とは

ARCH-ABLEの概要紹介

TechShop Tokyoの紹介

(2)  ARCH-ABLEの意義とその可能性

ARCH-ABLE と 建築の生産
塚越智之 / 塚越宮下設計

ARCH-ABLE と手仕事
大野友資 / ドミノアーキテクツ

ARCH-ABLEと地域の素材
能作淳平 / ノウサクジュンペイアーキテクツ

ARCH-ABLEの可能性
吉村靖孝 / 早稲田大学 吉村靖孝研究室

(3) 公開討論

LAUNCH

ARCH-ABLEはじまる

2018.11.01

PERMALINK

近年、建築界においてもデジタルファブリケーションが身近な存在となり、実際のプロジェクトでそうした技術が利用されている場面を目にすることが増えてきました。デジタルファブリケーションは特別なものを少量つくることに長けており、元々建築家の活動とは親和性が高かったといえます。

 今日まで建築家のデザインの多くは特定の場面のために創造され、他の場所で再現されることは稀でした。つまり素晴らしいアイデアの多くは使い捨てられて来たのです。しかしデジタルファブリケーションの特性を活かせば、こうしたデザインを様々な人が、様々な場面で再現/活用することができます。

 そこで今回 TechShop Tokyo協力のもと、スキーマ建築計画、ノイズ、早稲田大学吉村靖孝研究室、ドミノアーキテクツ、ノウサクジュンペイアーキテクツ、塚越宮下設計が参加し、それぞれの活動で生み出されたデザインのデジタルデータをアーカイブし、CCライセンスのもとに公開する、ARCH-ABLEというプロジェクトを行います。2018年11月から2019年4月の半年を第1期の活動期間とし、2019年5月にその成果の展示とシンポジウムの開催、データのダウンロードサイトを開設します。

 一連の活動を通し、建築にまつわるデジタルデータの共有の意義とその可能性を照らしだし、建築と社会の新たな関係について考えてゆきます。