Crunch Chairs

by ノイズ

2019.05.31

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  • shopbot
  • アクリル
  • 合板

合板フレームにアクリルパイプを差し込んでできる、工具フリーチェア

サークルパッキングとその外向き応力の拘束テンプレートの組み合わせにより、単純な既製品や切り出し部材の工具や接着剤を一切使わない形で椅子を成立させる試み。一定の物理条件を満たす範囲で、個別にカスタマイズが可能(現状ではベータ版として固定テンプレートのみの公開)で、パイプや拘束材の選択により、色や素材感も自由に選ぶことができる。原理的にはユーザーが自らの骨格をスキャンすることで、その体形に応じた椅子の生成も安価に可能で、noizではウェブ上でのカスタマイズ販売実装に向けて継続的に開発をすすめる予定。

INSTRUCTION

Materials
Crunch Chair
アクリルパイプ キャスト 菅原工芸 長さ650mm 厚さ5mm共通
直径60mm × 2本 / 直径80mm × 2本 / 直径110mm × 2本 /直径120mm × 2本 /
直径130mm × 1本 /  直径140mm × 2本 / 直径160mm × 1本 / 直径170mm × 1本
ラーチ合板
厚さ24mm 3 × 6 板 × 1枚
Crunch Ottoman
アクリルパイプ キャスト 菅原工芸 長さ550mm 厚さ5mm共通
直径100mm × 1本 / 直径120mm × 1本 / 直径140mm × 1本 / 直径160mm × 1本 /
直径170mm × 1本 / 直径190mm × 1本
ラーチ合板
厚さ24mm 3 x 6板 x 1枚
Tools
  • ShopBot
How to make
Step1: 素材を準備する

ダウンロードデータを用いて、ラーチ合板をShopBotで切削し、アクリルパイプを用意します。

Step1: 素材を準備する
Step2: 組み立てる

アクリルパイプを2つの合板の両方に入るように下部から順番に差し込んでいきます。安全上、合板の端から20mm以上アクリルパイプを出すことを推奨します。全てのアクリルパイプを差し込んだら完成です。

Step1: 素材を準備する
Step1: 素材を準備する
Step1: 素材を準備する
完成
Step1: 素材を準備する

<注意事項>
1.合板などは、特に肌に直接ふれるところでは、切削や部材の状況により肌や衣服に傷をつけたりとげが刺さったりすることがあります。実際に使用する際には、特に端部をやすりがけするなど、平滑化を行うことを推奨します。
2.アクリルパイプはメーカーや商品によって、仮に同じ寸法表示でも若干の寸法誤差がある場合があります。実際に製作する際には、そうした誤差補正を考慮して、枠内側の切削データの微調整を行うことを推奨します。
3.アクリルパイプは、長期的な使用により微細なひびが入ったり表面に傷がついたりして、透明度が若干低下する製品特性があります。了承の上ご使用下さい。
4.テンプレートとなる合板には、t=15㎜以上のものを使うことを推奨します。

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Architect

ノイズ

noiz

2007年設立。東京・台北の二拠点からコンピューテーショナルな手法を積極的に駆使し、建築を軸にプロダクトデザイン、インスタレーションから都市計画まで幅広い分野で国際的に活動する建築デザイン事務所。最新デジタル技術やファブリケーション、システム実装等に関する教育やリサーチ、コンサルティング活動も積極的に展開している。

https://noizarchitects.com

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