さんかくアングル

by ノウサクジュンペイアーキテクツ

2019.05.31

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  • 3Dプリンター
  • 木材

3種類の屋根の勾配をつくる治具

屋根を架ける際に柱と梁の角度を固定するための治具です。継手の加工をせずに正確な角度で固定することが可能になります。3つの角度を選ぶことで、スレート屋根など一般的な緩勾配の2.5寸勾配、ソーラーパネルをのせるのに最適な6寸勾配、45°の矩勾配の屋根を架けることができます。

INSTRUCTION

Materials
3Dプリントした さんかくアングル ×2個
1×2材 適宜
2×4材 適宜
Tools
  • 3Dプリンター
How to make
Step1: 素材を準備する

さんかくアングルを1つプリントアウトして、ツーバイ材(見本画像では2’×4’)の柱を2本、梁を1本、柱間のつなぎ材(38mm×19mm)を用意します。

Step1: 素材を準備する
Step2: 組み立てる

梁を柱で挟み、さんかくアングルの穴から梁と柱それぞれにビスを打つ。

Step2: 組み立てる

柱梁がさんかくアングルで仮どめできたら、梁と柱が重なり合っている部分に直径10mmの穴を貫通させるようにあける。

Step2: 組み立てる

ワッシャーを挟み、M9のボルト(直径9mm)で柱梁を固定する。

Step2: 組み立てる
完成
完成
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Architect

ノウサクジュンペイ アーキテクツ

JUNPEI NOUSAKU ARCHITECTS

能作淳平により2010年に設立。能作の故郷の高岡で手がけた「高岡のゲストハウス」でSDレビュー2013鹿島賞、第15回ヴェネチアビエンナーレ国際建築展 審査員特別賞受賞。「ハウス・イン・ニュータウン」で東京建築士会の2015年住宅建築賞受賞。また、長崎県五島列島での民家改修のプロジェクト「さんごさん」に参加し、SDレビュー2016奨励賞を受賞。

http://junpeinousaku.com

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